「歯を抜く必要がありますと言われたけれど、本当に抜かないといけないのでしょうか?」
ホーチミンで生活されている日本人の方から、ありが歯科ではこのような相談を受けることが多くあります。
歯医者さん、歯科医院で「抜歯が必要」と説明されると、患者さんとしては、
- 本当に歯を抜くしかないの?
- できれば自分の歯を残したい
- 他の歯医者で診てもらったら診断が変わることはある?
- ベトナムの歯科医院で治療を受けて大丈夫?
- 日本に帰国してから治療した方がいい?
- 抜歯した後はインプラントになるの?
- そもそもなぜ抜歯が必要なの?
など、さまざまな不安を感じると思います。
もちろん、歯の状態によっては抜歯が最善の治療となるケースもあります。
一方で、抜歯は一度行うと元に戻せない治療です。

そのため、時間的に余裕がある場合には、
抜歯をする前にセカンドオピニオンを受けて、現在の歯の状態と治療選択肢を確認しておくことは非常に重要です。
ホーチミンのありが歯科では、他院で抜歯を勧められた患者様からのセカンドオピニオンについてもご相談いただけます。
「抜歯が必要」と言われたら、まず何を確認すればいい?
まず大切なのは、「なぜ抜歯が必要なのか」を具体的に確認することです。
単に「この歯は悪いので抜きましょう」と説明されただけでは、患者さん自身が治療について判断するのは難しいでしょう。
例えば抜歯の理由には、
- 虫歯が大きく進行している
- 歯の根が割れている
- 歯の根の先に大きな炎症がある
- 重度の歯周病で歯を支える骨が大きく失われている
- 歯が大きく動いている
- 親知らずが周囲の歯や歯ぐきに悪影響を与えている
- 矯正治療のためにスペースを作る必要がある
- 噛み合わせや歯の位置の問題がある
など、さまざまなケースがあります。
同じ「抜歯」という治療でも、その理由によって考えるべきことは大きく異なります。
そのため、セカンドオピニオンを受ける際には、
「なぜ抜歯が必要なのか」
を明確にしてもらうことが最初のポイントです。
抜歯は「歯を残せるか」を確認してからでも遅くない場合があります
歯科治療では、歯を残すことが常に正解とは限りません。
例えば、歯の根が大きく割れている場合や、周囲の骨が大きく失われている場合など、歯を残すことでかえって周囲の歯や組織に悪影響を与える可能性があります。
そのような場合には、抜歯が適切な治療になることがあります。
一方で、
「神経を取った歯だから抜歯」
「大きな虫歯だから抜歯」
「歯ぐきが腫れているから抜歯」
というように、症状だけで判断するのではなく、歯の状態を詳しく確認する必要があります。
場合によっては、
- 根管治療
- 被せ物による修復
- 歯周病治療
- 歯の再治療
- 噛み合わせの調整
などによって、歯を保存できる可能性があります。
もちろん、実際に歯を残せるかどうかは診察やレントゲンなどによる確認が必要です。
だからこそ、抜歯という不可逆的な治療を行う前に、別の歯科医師の意見を聞くことには意味があります。
セカンドオピニオンを受ける意味とは?
セカンドオピニオンとは、現在受けている診断や治療方針について、別の歯科医師の意見を聞くことです。
「今の先生を信用していないから受けるもの」と考える必要はありません。
むしろ、
自分の歯の状態をより正確に理解し、納得して治療を受けるための確認
と考えると分かりやすいでしょう。
特に抜歯、インプラント、矯正治療など、治療後に元の状態へ戻すことが難しい治療については、治療前に複数の選択肢を検討することが重要です。
ホーチミンでセカンドオピニオンを受けるメリット
海外で生活していると、
「日本に帰国するまで待とう」
と考えてしまう方も少なくありません。
しかし、歯の状態によっては、数か月待つことで虫歯や歯周病がさらに進行する可能性があります。
そのため、帰国を待つことだけが正解とは限りません。
ホーチミンでセカンドオピニオンを受けることで、
- 現在の歯の状態を確認できる
- 抜歯以外の治療方法があるか確認できる
- 治療を急ぐ必要があるか判断できる
- 日本帰国まで待てる状態か相談できる
- 抜歯後の治療まで含めて計画できる
といったメリットがあります。
特に駐在や海外赴任などでベトナムに数年間滞在する予定がある場合には、今後の治療計画まで考えておくことが大切です。
「抜歯しないでください」とお願いすれば歯を残せる?
これは注意が必要です。
セカンドオピニオンの目的は、「何が何でも抜歯を避けること」ではありません。
歯を残すことだけを優先すると、かえって治療期間が長くなったり、治療費が増えたり、周囲の歯に悪影響を与えたりする場合もあります。
重要なのは、
「歯を残すメリット」と「抜歯するメリット」の両方を比較すること
です。
例えば、
「この歯を残す場合、どのような治療が必要ですか?」
「残した場合、どれくらいの期間使える可能性がありますか?」
「抜歯した場合、その後はどうなりますか?」
「ブリッジ・入れ歯・インプラントなど、どのような選択肢がありますか?」
といった質問をしてみましょう。
治療方法を比較したうえで、自分が納得できる選択をすることが大切です。
抜歯後はどうなる?インプラントだけが選択肢ではありません
「歯を抜いたらインプラントにするしかない」と考えている方もいます。
しかし、抜歯後の治療には複数の選択肢があります。
代表的なものとして、
ブリッジ
抜いた歯の両隣の歯を利用して、人工の歯を固定する方法です。
入れ歯
取り外し可能な人工歯を使用する方法です。
インプラント
顎の骨に人工歯根を埋め込み、その上に人工の歯を装着する方法です。
どの治療が適しているかは、残っている歯、歯ぐき、顎の骨、噛み合わせ、全身状態、今後の生活環境などによって異なります。
そのため、抜歯の判断をするときには、「抜くかどうか」だけではなく、「抜いた後どうするのか」まで考えることが重要です。
「歯の根の治療をすれば残せる」と言われた場合
大きな虫歯などで神経まで感染している場合、根管治療によって歯を保存できるケースがあります。
ただし、根管治療をすれば必ず歯が残せるわけではありません。
例えば、
- 歯の根に大きな亀裂がある
- 歯が大きく破折している
- 歯を支える骨が大きく失われている
- 残っている歯質が少ない
などの場合には、保存が難しいことがあります。
そのため、「根の治療をすれば残せる」「根の治療をしても意味がない」といった判断も、歯の状態を詳しく確認したうえで考える必要があります。
歯周病で「この歯は抜いた方がいい」と言われた場合
歯周病による抜歯の場合も、歯を残せる可能性と抜歯の必要性を慎重に検討する必要があります。
歯周病では、歯を支えている歯槽骨が徐々に失われていきます。
そのため、
- 歯の動揺
- 深い歯周ポケット
- 出血
- 膿
- 骨吸収
などの状態を確認します。
ただし、歯周病があるからすぐ抜歯というわけではありません。
歯周病治療によって炎症をコントロールし、歯をできるだけ長く維持できるケースもあります。
一方で、保存が難しい歯を無理に残すことが適切ではない場合もあります。
ここでも重要なのは、現在の状態と今後の予後を説明してもらうことです。
ホーチミンで「日本語で相談したい」という方へ
海外で歯科治療を受ける際に、多くの日本人患者様が不安に感じるのが言葉の問題です。
歯科治療では、
「歯を抜く」
という一言だけでも、その理由や治療後の計画まで理解しておく必要があります。
例えば、
「この歯はなぜ抜く必要があるのか」
「残す方法はないのか」
「抜歯を急ぐ必要があるのか」
「抜いた場合、どのような治療になるのか」
「日本に帰国してから治療しても大丈夫なのか」
といった内容を理解できないまま治療を進めるのは、不安につながります。
日本語で相談できる環境があることで、治療方針を理解しやすくなります。
セカンドオピニオンを受けるときに持参したいもの
他院からセカンドオピニオンを受ける場合には、可能であれば以下のものを持参しましょう。
- レントゲン画像
- 現在使用している薬の情報
- なぜ抜歯になったのかの説明されたこと
特にレントゲンがある場合には、診断の参考になります。
もしお持ちでない場合はレントゲンを撮らさせていただくことがあります。
ただし、画像だけで判断できるわけではなく、実際の口腔内の状態と合わせて確認することが大切です。
セカンドオピニオンでは何を質問すればいい?
歯科医院で相談するときは、遠慮せずに質問してみましょう。
おすすめなのは次の質問です。
「なぜ抜歯が必要なのでしょうか?」
「歯を残す方法はありますか?」
「残す場合のメリット・デメリットは何ですか?」
「抜歯を急ぐ必要がありますか?」
「抜歯しない場合、どのようなリスクがありますか?」
「抜歯した場合は、その後どんな治療になりますか?」
「日本へ帰国するまで待っても大丈夫ですか?」
このような質問をすることで、自分の歯の状態を整理しやすくなります。
こんな場合はセカンドオピニオンを検討してみましょう
特に次のような場合は、治療前に別の歯科医師へ相談することを検討してもよいでしょう。
- 抜歯の理由がよく分からない
- いきなり抜歯を勧められて不安
- 自分の歯をできるだけ残したい
- 根管治療など他の方法があるのか知りたい
- 歯周病で抜歯を勧められた
- 抜歯後の治療方法について説明が十分でない
- インプラントを勧められたが他の選択肢も知りたい
- 日本に帰国するまで治療を待てるか知りたい
- ベトナムでの治療に不安がある
- 日本語で治療内容を確認したい
ホーチミンのありが歯科でセカンドオピニオンの場合
ありが歯科では、ホーチミンで生活されている日本人の患者様からのセカンドオピニオンについてもご相談いただけます。
他院で「抜歯が必要」と説明された場合でも、まずは現在の歯の状態を確認し、
- 本当に抜歯が必要なのか
- 歯を保存できる可能性があるのか
- 治療を急ぐ必要があるのか
- 抜歯した場合にはどのような選択肢があるのか
- 日本帰国まで治療を待てるのか
などを整理することが大切です。
ローカル歯科医院との治療方針の違いなどで驚かれるようなこともあります。
診察の結果として抜歯が最も適切な治療になる場合もあります。
その場合も、「なぜ抜歯が必要なのか」「抜歯後はどうするのか」を理解したうえで治療を受けることで、納得して治療を進めやすくなります。
抜歯を勧められて不安になったら、一人で判断しないことが大切です
歯科治療では、患者様が納得して治療を受けることが非常に重要です。
特に抜歯は、一度行えば元に戻すことができません。
「本当に抜く必要があるのかな?」
と少しでも疑問や不安があるのであれば、抜歯を実施する前にセカンドオピニオンを受けてみるのも一つの方法です。
ホーチミンで歯科治療について不安を感じている方、他院で抜歯を勧められた方、日本へ帰国する前に治療方針を確認しておきたい方は、ありが歯科までお気軽にご相談ください。
日本人歯科医師が、現在のお口の状態を確認したうえで、患者様が治療内容を理解し、納得して治療を選択できるようサポートいたします。
よくある質問
Q1. 他院で「歯を抜く必要がある」と言われました。セカンドオピニオンを受けてもいいですか?
はい、もちろんです。
抜歯は一度行うと元に戻せない処置のため、治療を決める前に別の歯科医師の意見を聞くことは大切です。ホーチミンで治療を受ける場合でも、レントゲンやC、現在の症状などを確認したうえで、抜歯以外の選択肢がないか相談することができます。
Q2. セカンドオピニオンでは何を確認してもらえますか?
抜歯が必要と判断された理由を確認し、現在の歯の状態、虫歯や歯周病の進行度、歯の根の状態、周囲の骨や歯ぐきの状態などを総合的に確認します。
そのうえで、抜歯以外に保存できる可能性があるのか、保存した場合のメリット・デメリットなどについて説明を受けることができます。
Q3. 抜歯と言われたら、すぐに抜いたほうがいいのでしょうか?
強い腫れや感染、激しい痛みなど緊急性がある場合は、早急な処置が必要になることがあります。
一方で、症状が安定している場合には、治療方法を検討する時間を取れるケースもあります。「本当に今すぐ抜歯が必要なのか」と疑問を感じた場合は、別の歯科医師に相談してから決める方法もあります。
Q4. 抜歯しないで歯を残せる場合はありますか?
歯の状態によって異なります。虫歯が深い場合でも、歯の根の治療や被せ物などによって保存できるケースがあります。
また、歯周病の場合も、歯周治療によって状態の改善を目指せる場合があります。ただし、歯の状態によっては保存することが難しいケースもあるため、「必ず抜歯を避けられる」という意味ではありません。
Q5. 他院で撮影したレントゲン写真を持って行っても大丈夫ですか?
はい。過去に撮影したレントゲンや診療情報などがあれば、セカンドオピニオンの参考になります。
治療内容や検査結果が分かる資料がある場合は、できるだけ持参することをおすすめします。ただし、画像の種類や撮影時期によっては、追加の検査が必要になる場合があります。
Q6. ホーチミンで日本人歯科医師にセカンドオピニオンを相談できますか?
ホーチミンで日本語による説明を希望される方は、日本人歯科医師に相談する方法があります。
海外では医療用語や治療内容を十分に理解することが難しい場合もあるため、「なぜ抜歯が必要なのか」「歯を残す方法はあるのか」などを日本語で確認できることは、治療方針を考えるうえで重要です。
Q7. セカンドオピニオンを受けたら、必ずその歯科医院で治療しなければいけませんか?
いいえ。セカンドオピニオンは、治療を受ける歯科医院を決めるための参考にすることもできます。
診断や治療方針について説明を受け、納得したうえで治療を受ける医院を選ぶことが大切です。すぐに治療を決めず、家族と相談してから判断することもできます。
Q8. 抜歯以外の治療方法を相談する場合、何を聞けばいいですか?
「なぜ抜歯が必要なのか」「歯を残す方法はあるのか」「残した場合、どのくらい維持できる可能性があるのか」「抜歯した場合はどのような治療が必要になるのか」などを確認するとよいでしょう。また、治療期間や費用、将来的なリスクについても聞いておくと、比較検討しやすくなります。
Q9. 痛みがなくても抜歯が必要になることはありますか?
あります。
歯が割れている場合や、慢性的な感染がある場合、重度の歯周病などでは、痛みがなくても治療が必要になることがあります。そのため「痛くないから問題ない」とは限りません。抜歯が必要と言われた場合は、症状だけで判断せず、検査結果を確認することが大切です。
Q10. ホーチミンで抜歯について迷っている場合、どのタイミングで相談すればいいですか?
抜歯を実際に行う前に相談することをおすすめします。特に「本当に抜歯が必要なのか」「できれば自分の歯を残したい」「治療内容をもう一度詳しく聞きたい」という場合は、早めにセカンドオピニオンを検討するとよいでしょう。ホーチミンで歯科治療について不安がある方は、日本語で現在の状態や治療方針を確認して、納得したうえで治療を選択することが大切です。
執筆・監修歯科医 ありが歯科院長 有賀智哉
日本人歯科医師として、ホーチミン旧1区にて日本品質の歯科治療を提供。
一般歯科・小児矯正・インプラント・ホワイトニングまで幅広く対応しています。
日本語対応で安心してご相談いただけます。
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