「寝ている間に歯ぎしりをしていると言われた」
「朝起きると顎が疲れている」
「歯がすり減ってきた気がする」
「最近、詰め物や被せ物がよく欠ける」
このような症状から、歯ぎしり・食いしばり用の**ナイトガード(マウスピース)**を検討する方が増えています。
特にホーチミンで生活している日本人の方からは、
「海外でナイトガードを作っても大丈夫?」
「日本と同じように歯型を取って作れる?」
「ホーチミンで作る場合、費用はいくらくらい?」
「何回くらい歯医者に通えば完成する?」
という質問もありが歯科で少なくありません。
ナイトガードは、単に歯型を取ってマウスピースを作ればよいというものではありません。歯ぎしり・食いしばりの程度、歯のすり減り、噛み合わせ、顎関節や筋肉の状態などを確認したうえで、自分の口に合ったものを作ることが重要です。

この記事では、ホーチミンで歯ぎしり・食いしばり用のナイトガードを作りたい方に向けて、費用、作成の流れ、種類、市販品との違い、使用上の注意点について詳しく解説します。
ナイトガードとは?
ナイトガードとは、主に就寝中に装着する歯ぎしり、食いしばりの歯科用のマウスピースです。
歯ぎしりや食いしばりによって歯に強い力が加わる場合に、歯の摩耗や破折などを防ぐ目的で使用されます。
歯ぎしり・食いしばりでは、
- 歯がすり減る
- 歯にヒビが入る
- 詰め物が取れる・欠ける
- 被せ物が破損する
- 歯の根元が欠ける
- 顎の筋肉が疲れる
- 朝起きたときに顎が痛い
- 頭痛や首・肩周辺の違和感につながることがある
など、さまざまな問題につながる場合があります。
ナイトガードは、こうした強い咬合力による歯や修復物への負担を軽減するための一つの方法です。
ただし、ナイトガードを装着すれば歯ぎしりそのものが必ずなくなるわけではありません。
睡眠時ブラキシズムに対するナイトガードについては、歯の摩耗を防ぐ目的で使用される一方、歯ぎしりそのものを減少させる効果については十分なエビデンスがないとするレビューもあります。
そのため、「歯ぎしりを止める装置」というより、歯ぎしり・食いしばりによって起こる歯へのダメージを抑えるための装置と考えると分かりやすいでしょう。
ホーチミンでナイトガードを作る費用は?
ホーチミンの歯科医院の公開料金を見ると、カスタムメイドのナイトガードについて、数百万ドン程度から設定している歯科医院があります。
例えば、ホーチミンの歯科医院の公開価格では、ソフトタイプで約210万ドン、ハードアクリルタイプで約252万ドン、ハード+ソフトのデュアルラミネートタイプで約300万ドンという例があります。別の公開料金では、ナイトガードを300万~600万ドン程度としている例もあります。
ただし、これは他院の公開価格であり、ありが歯科の料金ではありません。
ありが歯科では、治療前に診査を行い、治療内容や費用を説明してから治療を開始いたします。
ありが歯科では500万ドンの治療費となっております。
また、ナイトガードを作る前に歯周病、虫歯、歯の破折、顎関節の問題などが見つかった場合は、先にそちらの治療が必要になることもあります。
ナイトガードには種類があります
ナイトガードには、いくつかのタイプがあります。
ソフトタイプ
比較的柔らかい素材を使用したタイプです。
装着時の違和感が少ないことがメリットですが、強い歯ぎしり・食いしばりがある方では、装置自体の摩耗が早くなる場合があります。余計に噛みこむこともありますのでありが歯科では歯ぎしり、食いしばり用としては取り扱っておりません。
ハードタイプ
硬い素材で作られるタイプです。
歯ぎしりが強い方や、噛み合わせを細かく調整する必要があるケースなどで使用されることがあります
ホーチミンでナイトガードを作る流れ
ホーチミンで初めてナイトガードを作る場合、「何回歯医者に行くの?」という点も気になると思います。
ありが歯科では次のような治療の流れになります。
STEP1 カウンセリング・診査
まず、
- 歯ぎしりを指摘されたか
- 食いしばりがあるか
- 朝に顎が疲れるか
- 歯がすり減っているか
- 歯がしみるか
- 詰め物や被せ物が壊れやすいか
- 顎関節に痛みや違和感があるか
などを確認します。
STEP2 歯型を取る
ナイトガードは患者さんそれぞれの歯の形に合わせて作ります。かみ合わせの記録も取ります。
歯型を取ることで、歯列に合わせたオーダーメイドの装置を作製します。
市販のマウスピースと大きく異なるのが、この「自分の歯に合わせて作る」という部分です。
STEP3 技工所でナイトガードを製作
取った歯型などをもとに、患者さんの歯列に合わせてナイトガードを製作します。
ありが歯科では作成に通常3,4日のお時間をいただいております、
STEP4 完成したナイトガードを装着・調整
完成したら実際に口の中へ装着します。
ここで重要なのが「入ったから終わり」ではないということです。
ナイトガードは噛み合わせに関係する装置なので、
- きつすぎないか
- 外れやすくない
- 違和感が強くないか
- 噛み合わせに問題がないか
などを確認します。
そして噛み合わせの調整を行います。
この最低2回の来院が必要となります。
市販のマウスピースと歯科医院で作るナイトガードの違い
「インターネットで安いマウスピースを買えばいいのでは?」
と思う方もいるでしょう。確かに市販品は手軽ですがオーダーメイドでないため合わないことも多く使い心地は悪いです。
しかし、歯科医院で作るナイトガードには、
- 自分の歯型に合わせられる
- 噛み合わせを確認できる
- 歯や歯ぐきの状態を確認できる
- 顎関節の状態も相談できる
- 必要に応じて装置を調整できる
というメリットがあります。
こんな症状があればナイトガードを検討しましょう
次の項目に当てはまる方は、一度歯科医院で相談してみることをおすすめします。
□ 朝起きると顎が疲れている
□ 家族から「歯ぎしりをしている」と言われる
□ 歯の先端が以前より平らになった
□ 歯が欠けることがある
□ 詰め物・被せ物がよく壊れる
□ 歯の根元が欠けている
□ 朝に頭痛がある
□ 顎関節から音がする
□ 口を開けると顎が痛い
□ 歯がしみるようになった
特に複数当てはまる場合には、単純な「歯ぎしり対策」だけではなく、歯や顎の状態を一度確認することが大切です。
ナイトガードを作った後の注意点
ナイトガードは毎日使用するものだからこそ、清潔に管理する必要があります。
使用後は水で洗い、必要に応じて柔らかいブラシなどで清掃します。
2日に1回くらいは入れ歯洗浄剤やマウスピース洗浄剤などにつけて消毒すると清潔を保てます。
また、熱湯を使用すると素材が変形する可能性があるため注意が必要です。
保管するときは専用ケースなどを使用し、十分に乾燥させてから保管しましょう。
さらに、ナイトガード自体にも寿命があります。
歯ぎしりが強い方では、ナイトガードに穴が開いたり、すり減ったりすることがあります。
「まだ使えるから」と何年も同じものを使用するのではなく、定期的に歯科医院で歯とナイトガードの状態を確認することが大切です。
ホーチミンのありが歯科では日本人歯科医師が診察します
「海外でナイトガードを作るのは少し不安」
「英語やベトナム語では歯ぎしりの症状をうまく説明できない」
「自分にはどのタイプのマウスピースが合っているのかわからない」
という方もいらっしゃると思います。
ありが歯科では、日本人歯科医師が症状やお口の状態を確認し、必要な検査や治療内容を説明したうえで、費用についてもご説明しています。
ナイトガードが必要かどうかも含めて相談できますので、
「歯ぎしりをしているかもしれない」
「朝、顎が疲れている」
「最近、歯がすり減ってきた」
という方は、一度ご相談ください。
海外生活中だからこそ、痛みや歯の破折などのトラブルが起きる前に、歯や噛み合わせの状態を確認しておくことが大切です。
まとめ
大切なのは、
「安く作れるか」だけではなく、「自分の歯と噛み合わせに合ったナイトガードを作れるか」
ということです。
歯ぎしり・食いしばりによる歯の摩耗や破折が心配な方、ホーチミンで日本語対応の歯科医院を探している方は、ナイトガードが必要かどうかも含めて一度ご相談ください。
ホーチミンでナイトガードを作る際のよくある質問10選
Q1. ナイトガードは何のために使うのですか?
ナイトガードは、主に就寝中の歯ぎしりや食いしばりによって歯に加わる負担を軽減する目的で使用します。歯のすり減りや破折、詰め物・被せ物への過度な負担を防ぐための方法の一つです。ただし、歯ぎしりそのものを必ず止めるものではありません。
Q2. 歯ぎしりをしているか自分で確認できますか?
寝ている間の歯ぎしりは、自分では気づきにくいものです。家族から指摘された場合だけでなく、朝起きたときの顎の疲れ、歯のすり減り、歯の欠け、知覚過敏、こめかみ周辺の疲労感などがサインになることがあります。気になる場合は歯科医院で確認しましょう。
Q3. ナイトガードは市販品でも大丈夫ですか?
市販品は手軽に購入できる一方、自分の歯型や噛み合わせに合わせて作られているわけではありません。特に歯ぎしりが強い方、歯が大きくすり減っている方、詰め物・被せ物が多い方などは、歯科医院で状態を確認したうえで作製することをおすすめします。
Q4. ナイトガードは上下どちらの歯に作りますか?
上の歯で通常は作ります。
Q5. ホーチミンでナイトガードを作る場合、費用はいくらですか?
費用は、ナイトガードの素材や種類、製作方法、調整の有無などによって異なります。ホーチミンの歯科医院では数百万ドン程度から設定されている例もありますが、歯科医院によって料金体系は異なります。ありが歯科では、お口の状態を確認したうえで治療内容と費用をご説明しています。ありが歯科では、500万ドンとなります。
Q6. ナイトガードは何回歯医者に通えば完成しますか?
一般的には、診察・歯型の採取を行い、その後完成したナイトガードを装着して調整するという流れになります。製作期間は3,4日程度です。ありが歯科には2回の通院が必要となります。
Q7. ナイトガードを毎日使っても大丈夫ですか?
歯科医師から使用を指示された場合は、基本的に就寝時に継続して使用します。ただし、装着して痛みが出る、噛み合わせがおかしい、顎の痛みが強くなったなどの症状がある場合は、無理に使用を続けずありが歯科へ相談してください。
Q8. ナイトガードはどのくらい使えますか?
使用期間は歯ぎしりの強さや装置の種類、使用頻度によって異なります。強い歯ぎしりがある場合は、ナイトガードがすり減ったり穴が開いたりすることがあります。定期的に歯科医院で歯とナイトガードの状態を確認すると安心です。
Q9. ナイトガードを使えば歯ぎしりは治りますか?
ナイトガードは、歯ぎしりによる歯への負担を軽減するために使用されるもので、装着したからといって歯ぎしりそのものが必ずなくなるわけではありません。歯ぎしりには睡眠、ストレス、生活習慣、噛み合わせなど複数の要因が関係することがあります。必要に応じて原因や症状を確認することが大切です。
Q10. ホーチミンで日本語でナイトガードについて相談できますか?
はい。ありが歯科では、日本人歯科医師による日本語での診察・説明を行っています。「歯ぎしりを指摘された」「朝起きると顎が疲れる」「歯が削れてきた気がする」など、ナイトガードを作るべきか迷っている段階でもご相談いただけます。まず現在の歯や噛み合わせの状態を確認し、必要性を判断することが大切です。
執筆・監修歯科医 ありが歯科院長 有賀智哉
日本人歯科医師として、ホーチミン旧1区にて日本品質の歯科治療を提供。
一般歯科・小児矯正・インプラント・ホワイトニングまで幅広く対応しています。
日本語対応で安心してご相談いただけます。
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