ADC NEWS

歯を失ったときに行う治療のインプラントとブリッジと入れ歯の治療法の違いを説明したいと思います。インプラント治療は日本の歯医者さん、歯科医院でも多く世界的にも歯のないところに行う治療法として確立されてきました。

今では如何に歯と同じように被せることができるか、そして長く快適に使うことができるのための手術や知識が求められるようになりました。

むし歯や歯周病、事故などで歯を失ってしまったとき、「インプラント」「ブリッジ」「入れ歯」のどれを選ぶべきか迷われる方は少なくありません。

治療法によって、噛み心地や見た目の美しさ、周囲の健康な歯への負担、費用、治療期間が大きく異なります。

本記事では、ホーチミンの日系歯科医院「ありが歯科」が、インプラント・ブリッジ・入れ歯それぞれの特徴やメリット・デメリット、症例別の選び方をわかりやすく徹底解説します。ご自身の歯の状態や生活スタイルに合った最適な治療法を見つける参考にしてください。

歯を失ったまま放置するとどうなる?

歯を抜いたまま放置してしまうと、

  • 噛み合わせのズレ
  • 周囲の歯の移動
  • 噛みにくさ
  • 見た目の変化
  • 顎の骨が減る

などにつながる場合があります。

特に奥歯を失うと、片側だけで噛む癖がつき、他の歯への負担が増えることもあります。

そのため、抜歯後は早めに治療方法を検討することが大切です。

インプラントとは

インプラントとは、顎の骨に人工の歯根(フィクスチャー)を埋め込み、そこに人工の歯を装着することです。

インプラント治療を行うことで、天然歯とほぼ同等の咀嚼運動(噛砕き、飲込む運動)を回復することができます。

インプラントを埋入して歯を補うだけでなく、併せて骨や歯肉を再生することで、より天然歯のように使うことができてより天然歯に近付けることができます。

ホーチミンありが歯科のインプラント

ホーチミンのありが歯科では25年以上インプラント経験がある有賀が治療いたしますので安心して治療いただけます。

また、インプラントメーカーは世界トップシェアのストローマンインプラントを使用しているため、将来的に日本に帰国時でもメンテナンスを行うのにインプラントパーツの入手もで容易に可能なため、日本でのメンテナンスも安心できます。

インプラントとブリッジと入れ歯の違い

【比較表】インプラント・ブリッジ・入れ歯の違いを一目でチェック

比較項目インプラントブリッジ入れ歯
噛み心地・咀嚼力天然歯とほぼ同等(固いものも快適)比較的良好(元の約60〜80%)違和感あり(固いものは噛みにくい)
見た目(審美性)天然歯のように自然良好(金具は見えない)金具(バネ)が見える場合がある
周りの歯への負担なし(単独で自立)大きい(両隣の歯を大きく削る)あり(フックをかける歯に負担)
手入れのしやすさ自分の歯と同じ歯磨きでOKダミー歯の下に汚れが溜まりやすい取り外して洗浄が必要
適応できる症例1本〜全顎まで対応可能両隣に健康な歯が必要1本〜全顎まで対応可能

歯が一本ない場合

インプラント

インプラント治療は歯のないところに一本のみで治療を行うことができるので、他の歯を削ることも他の歯を頼ることも傷めることもありません。またインプラント単独の歯として出来上がるので、見た目にも自然で歯と変わりなく使用できます。

ブリッジ

歯のないところの両側の歯を削って、文字通り橋を架けるようにクラウンを3本繋げて被せます。ブリッジを架ける場合、隣の歯を削るというデメリットや歯の負担する力を考えると元の状態に比べて1.5倍以上の噛む力がかかる為、歯にとってはダメージはあります。また3本クラウンを繋げているため噛む力でシーソーのように動かされたり、真ん中にかかる力で歯がたわみ浮き上がりの力がかかることがあります。

入れ歯

プラスチックや、金属の床、歯に引っ掛けるための止め金が必要です。入れ歯には厚みがあったり、歯茎部分も作られるため口腔内に違和感があり、食べ物の温度を感じにくくなる事もあります。取り外しができますが、入れ歯に慣れるまでに時間がかかります。

歯が複数本ない場合

インプラント

インプラント治療の場合、足りない歯の本数をインプラントで補えるため、本来の歯数のバランスがとれて噛む力による他の歯への負担が少なくなります。

ブリッジ

ブリッジの場合、歯のない所に入れるダミーの歯の歯肉部分が不衛生になりやすくなります。この歯のない部分は2本の場合、支える側の歯は2本以上必要になります。力のバランスが取りにくいため、多くの歯をブリッジに参加させることもあります。

入れ歯

一本の場合と同様に歯のないところの両側の健康な歯に大きな負担がかかります。また歯にひっかける金具を増やす必要もあります。そして健康な歯を早くだめにしてしまう可能性もあります。歯と入れ歯の部分の境目の汚れやすいです。

両側の歯がない場合

インプラント

インプラントは顎への固定性(顎の骨にフィクスチャーと呼ばれる部分を結合させる)なので違和感もなく自分の歯と同じような感覚で食べれるようになります。固いものでも気にしないでなんでも楽に食べられるようになります。

ブリッジ

両側に歯がないのでブリッジで治療することができません。

入れ歯

入れ歯が噛む力によって端の方に転覆しないように複数の歯に入れ歯を留める金具を複数作る必要があります。歯がない反対側まで入れ歯を止めるために渡すこともあります。その場合、入れ歯が大きくなります。

結局、どの治療法が向いている?

歯を失った場合でも、患者様のお口の状態やご希望によって向いている治療法は異なります。

インプラントがおすすめな方

  • しっかり噛みたい
  • 周囲の歯を削りたくない
  • 見た目を自然にしたい
  • 長期的に考えたい

ブリッジがおすすめな方

  • 外科手術を避けたい
  • 比較的短期間で治療したい
  • 固定式の治療を希望している
  • 日本の健康保険治療を希望する方

入れ歯がおすすめな方

  • 手術を避けたい
  • 多くの歯を失っている
  • 費用を抑えたい
  • 日本の健康保険の治療を希望する方

それぞれにメリット・デメリットがあるため、将来的なメンテナンスも含めて考えることが大切です。

比較項目インプラントブリッジ入れ歯
見た目
噛みやすさ
他の歯への負担少ない大きいある
違和感少ない少ない出やすい
外科処置必要不要不要
治療期間長め比較的短い短い
インプラントと入れ歯とブリッジの比較表

インプラント・ブリッジ・入れ歯を選ぶ前に確認したいこと

歯を失った場合、「インプラントが一番良い」「入れ歯なら費用を抑えられる」と単純に決められるものではありません。

大切なのは、現在のお口の状態だけではなく、これから何年歯を使っていきたいのか、残っている歯をどのように守りたいのかまで考えて治療方法を選ぶことです。

例えば、同じ「奥歯を1本失った」というケースでも、隣の歯が健康なのか、すでに大きな被せ物が入っているのか、歯周病があるのかによって適した治療方法は変わります。

そのため、治療を決める前にいくつか確認しておくことが重要です。

① 残っている歯の状態を確認する

歯を失った部分だけを見て治療方法を決めるのではなく、周囲の歯の状態を確認する必要があります。

特に、

  • 隣の歯に大きな虫歯がないか
  • 歯周病が進行していないか
  • 歯の根に問題がないか
  • 噛み合わせに問題がないか
  • 残っている歯に過度な負担がかかっていないか

などが重要です。

例えば、ブリッジは隣の歯を支えとして利用するため、支える歯の状態が悪い場合には慎重な判断が必要になります。

一方、インプラントは基本的に失った歯の部分を単独で補う治療ですが、インプラントを入れる前に歯周病などのお口の問題を改善しておくことが大切です。

② 「歯を削ること」に抵抗があるか

治療方法を選ぶ際に意外と重要なのが、健康な歯を削ることへの考え方です。

ブリッジでは、失った歯の両隣にある歯を支台歯として利用するため、状態によっては健康な歯を削る必要があります。

短期間で固定式の歯を作れるというメリットがある一方で、一度削った天然歯を元の状態に戻すことはできません。

「できるだけ自分の歯を削りたくない」という方の場合、インプラントが選択肢になることがあります。

ただし、インプラントにも手術が必要になるという別の負担があります。

どの治療にもメリットとデメリットがあるため、一方的に決めるのではなく、何を優先したいのかを歯科医師に伝えることが大切です。

③ 「費用」だけで決めないことも重要

歯を失った際、治療費は非常に気になるポイントです。

一般的に、インプラントは手術や人工歯などが必要になるため、ブリッジや入れ歯より初期費用が高くなる傾向があります。

しかし、治療費だけを比較して決めるのではなく、将来的なメンテナンスや作り直しの可能性まで考える必要があります。

例えば入れ歯の場合、長期間使用していると歯ぐきや顎の骨の変化によって合わなくなり、調整や作り直しが必要になることがあります。

ブリッジも、支えている歯に虫歯や歯周病などの問題が起こると、再治療が必要になる場合があります。

インプラントも永久にメンテナンスが不要というわけではありません。

初期費用だけではなく、「治療後にどのような管理が必要なのか」まで含めて比較することが大切です。

④ 海外で治療するなら「治療後」を考える

ホーチミンで歯科治療を受ける場合、特に考えておきたいのが治療後のメンテナンスです。

駐在や長期滞在中はホーチミンで定期検診を受けられても、将来的に日本へ帰国する可能性があります。

そのため、インプラント治療を受ける場合には、

  • 使用しているインプラントメーカー
  • インプラントの製品情報
  • 埋入した位置
  • 使用した部品
  • 治療記録
  • 今後のメンテナンス方法

などを確認しておくと安心です。

海外で治療を受ける場合は、「治療が終わったら終了」ではなく、帰国後も継続して管理できる治療なのかを考えておきましょう。

ありが歯科では、ストローマン製インプラントを使用しているため日本でも他の国でもメンテナンスやパーツ交換などの対応ができます。

⑤ インプラントは「骨の状態」が重要

インプラントを希望していても、すぐに埋入できるとは限りません。

インプラントは顎の骨に人工歯根を固定するため、骨の高さや幅、密度などを確認する必要があります。

特に歯を失ってから長期間経過している場合、歯を支えていた顎の骨が少しずつ吸収されていることがあります。

また、上顎の奥歯では上顎洞との位置関係、下顎では神経との位置関係なども確認する必要があります。

そのため、インプラント治療では通常の診察だけでなく、レントゲンやCTなどの画像検査を行い、骨や周囲の組織を確認してから治療計画を立てます。

⑥ すぐに歯を入れたい場合は治療期間も比較する

「仕事が忙しいので、できるだけ短期間で終わらせたい」という方も多いでしょう。

ブリッジは、条件が整っていれば比較的短期間で固定式の歯を装着できることがあります。

入れ歯も、症例によっては比較的短期間で作製できます。

一方、インプラントは顎の骨とインプラントが安定するまでの期間が必要になるため、治療期間が長くなる場合があります。

ただし、骨の状態や治療方法によって期間は大きく異なります。

海外赴任の終了や日本への帰国予定がある方は、治療開始前にスケジュールを歯科医師へ伝えておくことをおすすめします。

⑦ 「見た目」だけでなく噛み合わせも考える

前歯を失った場合は見た目が気になりますが、奥歯の場合は「しっかり噛めるか」が特に重要になります。

また、前歯と奥歯では求められる機能が異なるため、単純に「白くてきれいな人工歯を入れる」だけでは十分ではありません。

人工歯の形や高さ、噛み合わせを適切に設計することで、周囲の歯への負担を抑えることにもつながります。

治療方法を選ぶ際には、

「見た目」
「噛みやすさ」
「残っている歯への負担」
「清掃のしやすさ」

を総合的に考えることが大切です。

⑧ 治療方法は一つに決まっているとは限らない

歯を失ったからといって、必ずインプラント、ブリッジ、入れ歯のどれか一つだけが正解というわけではありません。

例えば、失った歯の本数や場所によっては、

  • インプラントとブリッジを組み合わせる
  • インプラントで入れ歯を安定させる
  • 一部はブリッジ、一部は入れ歯にする

といった治療方法が選択肢になることもあります。

また、現在は入れ歯を使用しながら、将来的にインプラントを検討するという段階的な治療計画を立てることもできます。

重要なのは、現在の状態だけでなく、将来的に残っている歯をどう守っていくかまで考えて治療計画を立てることです。

ホーチミンで歯を失った方へ

ホーチミンで歯を失ってしまった場合、「とりあえず入れ歯にする」「日本へ帰国してから治療する」と考える方もいらっしゃいます。

しかし、歯を失ったまま長期間放置すると、周囲の歯や噛み合わせ、顎の骨に変化が起こる場合があります。

まずは現在のお口の状態を確認し、どの治療方法が選択できるのかを知っておくことが大切です。

ありが歯科では、インプラントだけをおすすめするのではなく、ブリッジや入れ歯を含め、それぞれのメリット・デメリットを説明したうえで治療方法をご提案しています。

「インプラントにした方がいいのか迷っている」

「ブリッジと入れ歯の違いを知りたい」

「日本へ帰国した後のメンテナンスが心配」

「ホーチミン滞在中に治療できるか知りたい」

という方も、まずはご自身のお口の状態を確認することから始めてみてください。

歯を失った部分だけを見るのではなく、残っている歯をできるだけ長く健康に使うことまで考えた治療選択が重要です。

インプラントとブリッジと入れ歯のまとめ

インプラント治療は治療後も見た目も美しく歯と同じように噛むことができます。

手入れも歯と同じように歯磨きができます。ホーチミンのありが歯科では安全性が高く、世界シェアナンバー1のストローマンインプラントを使用しているため安心できます。また、安全な手術を行うための設備CTなども完備しております。

インプラントの治療に必要なCT

また、同じインプラントを使用しても日本の歯科医院に比べ30%以上全体の費用を安く治療することができます。また、メンテナンスの面でもホーチミンのありが歯科ではホーチミンのかかりつけ歯科医としてホーチミンに在住しているため、途中でドクターが変わるような心配もありません。

また患者様が日本に帰国時でも対応できるようにメンテナンスに使えるようにインプラントメーカーから品番までお伝えしております。

ローカルでのインプラント治療はとても治療費がとても安く設定されていまインプラントメーカーが不明なことが多くメンテナンスに困った患者様が歯科医院に問い合わせてもなかなか回答してくれないことも過去にありました。また日本では代理店がないメーカーのためメンテナンスできないということもありました。

安心と安全を手に入れるなら世界的にも信用があるインプラントメーカーでの治療をお勧めします。

ホーチミンでインプラント治療を受ける際に大切なこと

海外でインプラント治療を受ける際、

  • 日本語で相談できるか
  • 使用メーカー
  • 衛生管理
  • アフターフォロー
  • メンテナンス体制

を不安に感じる方も少なくありません。

特にインプラントは治療後のメンテナンスが非常に重要です。

そのため、

「どのメーカーを使用しているか」
「日本帰国後にも対応できるか」

なども確認しておくことが大切です。

(2026/8/10追記)

よくある質問

インプラントは何年持つ?

毎日の丁寧なブラッシングと歯科医院での定期的なメンテナンスを継続すれば、20年や30年、あるいは生涯にわたって維持することも十分に可能です。

インプラントとブリッジとどちらが長持ち?

手入れや嚙合わせも状態もありますが、一般的にインプラントの方がブリッジよりも長持ちします。インプラントの10年生存率は約90〜95%以上ですが、ブリッジの寿命は平均7〜10年程度とされています。

入れ歯は違和感ある?

入れ歯は人工物であるため、装着初期は「口の中が狭い」「話しにくい」「違和感がある」と感じるのが一般的です。この違和感は、舌の動きが制限されることや、入れ歯が歯ぐきの粘膜に触れることで生じます。

慣れるのに時間がかかることがあります。

インプラントは日本帰国後も大丈夫?

インプラントは治療後のメンテナンスが非常に重要です。

「どのメーカーを使用しているか」
「日本帰国後にも対応できるか」

なども確認しておくことが大切です。

インプラントは痛い?

インプラントの手術中は、局所麻酔が効いているため痛みを感じることはほとんどありません。痛みが出るのは麻酔が切れた手術後ですが、通常は処方される痛み止めで抑えられる程度で、3〜7日ほどで自然に引いていきます。

ベトナム在住中に治療が終わるか不安です。治療期間はどれくらいですか?

お口の状態や骨の量によって異なりますが、一般的には3ヶ月〜6ヶ月程度です。ご帰国・異動のスケジュールに合わせた治療計画をご提案いたしますので、まずはご相談ください。

将来日本へ帰国した後のメンテナンスはどうなりますか?

当院では世界シェアNo.1のストローマン社製インプラントを使用しており、使用した品番等をお伝えしております。日本国内の多くの歯科医院で扱われているメーカーのため、帰国後もスムーズに定期検診やメンテナンスを受けていただけます。

執筆・監修歯科医 ありが歯科院長 有賀智哉

日本人歯科医師として、ホーチミン旧1区にて日本品質の歯科治療を提供。
一般歯科・小児矯正・インプラント・ホワイトニングまで幅広く対応しています。

日本語対応で安心してご相談いただけます。

関連記事

ホーチミンで歯科治療をご希望の方へ
→ ありが歯科へのお問い合わせ・予約はこちら 090-418-6480