
口呼吸をすることで大人も子供も様々な悪影響が出ます。この悪影響は口の中だけでなく体の様々なところで影響します。
そのリスクはたくさんあり例えば
1.口臭 2.歯並び 3.虫歯、歯周病 4.風邪,インフルエンザなどのウィルスの病気 5.いびきによる睡眠時無呼吸症候群 などを引き起こす可能性があります。
口呼吸の悪影響
1.口臭
口呼吸で口の中が乾燥すると口臭原因の一つでもある口腔細菌が停滞しやすくなることで口臭が発生します。唾液の作用の中に汚れを洗い流す作用である自浄作用が適度な粘性をもって最近を洗い流しています。口呼吸によっての口の中の乾燥で口臭となってしまいます。
2.歯並び
口呼吸は上下の口唇が閉じていない口が開いている状態で呼吸をしています。その為、口の周りの筋肉が緩むことで前歯にかかる力が唇方向からは弱くなり、内側の舌の方の力が強くなります。
また、口呼吸の方の舌のポジションが悪く低位舌となっていることが多いので舌の力で歯を押しています。そのため出っ歯になることが多かったり、開咬(上下の歯がかみ合っていない)ような歯並びになることがあります。
3.虫歯、歯周病
歯は唾液の力を借りて常にミネラルの供給を受けています。その他にも唾液には様々な役立つ力があり、その一つが初期の虫歯であれば再石灰化による修復の手助けもしています。口呼吸でお口の中が渇くと唾液が少なくなります。乾燥することで虫歯菌や歯周病菌が停滞したり唾液の作用を十分に使えなかったりとして虫歯や歯周病になりやすくなります。
4.風邪,インフルエンザなどのウィルスの病気
ウィルスの半数以上を浄化してくれる鼻呼吸に比べて、口呼吸は風邪のウィルスが浄化されずにノドにあるリンパ組織(扁桃腺など)に直接届きダメージを与える為、風邪や感染症をにかかりやすくなり、免疫力が低下するなどとと考えられています。
鼻呼吸は鼻毛等による清浄器の役目や、粘膜で加湿器の役目も行ってます。口呼吸の方は清浄器、加湿器のない環境で直接喉や気管に細菌が入り込む為、慢性的なアレルギー体質になりやすいとも言われてます。
5.いびきによる睡眠時無呼吸症候群
口呼吸が「いびき」をかきやすくなります。これは口を開けて仰向けに寝ていると舌の位置がのど(咽頭)の方に下がり気道を圧迫する為に起こります。いわゆる低位舌の状態になり、舌が気道を圧迫して横から見るとあごの下がたるんだ状態になり、いびきが原因の睡眠時無呼吸症候群となりやすくなります。
睡眠時無呼吸症候群では睡眠中に呼吸が一時的にでも停止すると、血中の酸素が不足し、深い睡眠がとれなくなり、夜中に何度も目が覚めたり、呼吸が苦しくなる夢を見たり、起床時に疲れが取れていなかったりと、しっかりと体を休めなくなってしまう。慢性的な睡眠不足の状態に陥ることから、日中に強い眠気を感じ、記憶力や集中力が低下することもある。気分が落ち込み、うつ状態が現れるケースもある。さらに、症状が進むと、高血圧や不整脈、動脈硬化を促進するという報告もあり狭心症、心筋梗塞、脳卒中などの合併症を引き起こす危険性も増加する。
ホーチミンのありが歯科で行っている口呼吸を治す方法
口呼吸を治すためには日ごろから口呼吸ではなく鼻呼吸を意識する必要があります。また大人では口の周りの筋肉が弱くなっているため、口の周りの筋肉の改善の必要もあります。また子供では口の周りの筋肉を鍛えることやしかっり噛むこと猫背を治すことや足をついて食事をすること舌をスポットにあてて正しい嚥下を覚えることで口呼吸は治ります。
実際にホーチミンありが歯科で行っているガムトレーニングやあいうべ体操はとても有効です。
あいうべ体操では
1日30セットを目標に、一度に最低でも10セットは行いましょう。
この1から4の動きを1セットとして4~5秒程度のスピードで、1分間に10回行います。
一つ一つの動作を大きく大げさに、が基本で、体操が終った後に顔がジ~ンとするくらいが理想的!
毎日続けることが大切です。
基本的に声は出さなくて構いませんが発声したほうが動作も大きくなり効果的です。
顎に痛みがある場合は、「い~う~」だけでもオッケーです!
