ADC NEWS

ホーチミンのありが歯科はAEDを設置いたしました。

日本ではAEDを駅や学校、スポーツクラブ、空港、公共施設、人が集まるところなどでよく見かけるのですが、ベトナムではまだまだ普及しておらず、救命処置が行われることも少ないです。また、このような救命処置の講習もほとんどなく、ベトナムの医師、看護師も知識が少ないようです。

ありが歯科ではスタッフにもAED講習を受けさせて救命処置の大切さを実感させました。

AEDの電気ショックの成功率は成功の可能性が1分ごとに約7~10%低下します。

救急車が到着する前に傷病者の近くにいる私たち一般市民(バイスタンダー)がAEDを使用して電気ショックをできるだけ早く行うことが重要になります。

わたしたちは、いつ、どこで、突然の病気(怪我)におそわれるか予測ができません。その不慮の事態がありが歯科の待合室や診療室内でおこるかもしれません。その思いから応急手当講習を受講し、基本的な応急手当について学び、AEDの必要性を改めて感じ、AED講習を受講し、ありが歯科に導入することとなりました。これにより歯科治療のなにが変わるというものではありませんが、来院された皆様に無形の安心を与え、地域の皆様にありが歯科にAEDが設置してあると覚えていただければ幸いに思います。

AEDとは

心臓の心室が小刻みに震え、全身に血液を送ることができなくなる心室細動等の致死性の不整脈の状態を、心臓に電気ショックを与えることにより、正常な状態に戻す器械です。 ※AED:Automated External Defibrillator(自動体外式除細動器)の略称です。