
手用歯ブラシとは、普通の歯ブラシの事で手で磨く歯ブラシの事を指します。
一方、電動歯ブラシとは自動で回転または振動を自動で歯に与えるものです。
これら両方にはメリット、デメリットがあり、どちらを使用したらよいか考えたことがある方も多いと思います。そこでベトナム、ホーチミン滞在の方にホーチミンのありが歯科がご説明したいと思います。
1.手用歯ブラシのメリットデメリット
手用歯ブラシのまずメリットを考えれば、安価で買えることではないでしょうか。
どんな優れた電動歯ブラシでも替えのブラシが必ず必要になります。
そのコストを考えると普通の歯ブラシが安く済むことでは間違いないことでしょう。
そして歯ブラシのヘッドの大きさが選べるという点も大きなメリットとなるでしょう。
奥歯を磨く場合、歯ブラシのヘッドが大きさや自分にあった歯ブラシのヘッドの大きさでなければ歯ブラシが奥歯に対して斜めにあたってしまい歯が真横から磨けないことがあります。
歯ブラシ選びの中でこのヘッドの大きさは重要となります。ちなみにベトナム、ホーチミンでは薬局やスーパーなどで売られている歯ブラシはたわしのような大きさで歯3本分くらい磨けそうです。大きすぎてびっくりしました。
手用歯ブラシは歯ブラシの際、自分で動かし方や当て方をコントロールしやすいのが何よりもメリットでしょう。
このポイントは大切なことでたとえ優れた電動歯ブラシでも歯に当たらなければ歯の汚れは落とせないので歯に対しての歯ブラシの当て方、当たり方を理解していないと歯が上手に磨けないので意味がないのです。
デメリットを考えますと歯ブラシに時間がかかることや昔からの習慣でつい歯をみがいてしまうということがあります。なにか変わらない限り歯ブラシは生活習慣の一部で特に変化なくしてしまうことだと考えます。このため同じような歯ブラシで同じような磨き方で同じような磨き残しを作り、歯を悪くしてしまうことが多くあります。
手磨きでも十分きれいに磨ける?
患者様からよくいただく質問が、
「電動歯ブラシを使わないと歯はきれいになりませんか?」
というものです。
結論から言えば、
正しい磨き方ができていれば、手磨きでも十分に汚れを落とすことは可能です。
ただし、
- 磨き残しが多い
- 力が強すぎる
- 短時間しか磨かない
という場合は、電動歯ブラシの方が効率よく磨けることがあります。
大切なのは歯ブラシの種類よりも、正しい磨き方を身につけることです。
歯ブラシだけでは汚れを落としきれません
歯ブラシだけでは歯と歯の間の汚れを完全に取り除くことは難しいとされています。
そのため、
- デンタルフロス
- 歯間ブラシ
を併用することが大切です。
特に歯周病予防や虫歯予防を考える場合、歯ブラシだけでなく補助清掃器具も取り入れることで、お口の健康維持につながります。
2.電動歯ブラシのメリットデメリット
電動歯ブラシといっても4種類の歯ブラシが存在します。
一つは回転式電動ブラシ。これは歯ブラシの先自体が回転することで歯の汚れを落とすものですが、ヘッドが大きく歯の間には角度をつけて挿入しなければいけないなど効率が悪いと思います。
次に振動系電動ブラシですが持ち運びが便利なことは良いのですがパワーも弱く、1分間に数千回の振動となり物足りないです。次に音波式電動歯ブラシですが、音波を発生させることによって1分間に3万回~5万回ほど振動すると言われてます。
水流などにより歯ブラシから離れた場所でも汚れが落ちるということです。
超音波式電動歯ブラシですが超音波は歯垢を剥がす効果が音波式歯ブラシよりも高く、細菌同士の連鎖を断ち切ることで歯垢をつきにくくしたり、また、剥がしやすくするといわれています。
電動歯ブラシのメリットとしては手で磨いてるより、一層つるつるした歯触りとなることでしょう。また比較的短時間で済むのも特徴です。
一方、デメリットとして歯ブラシのヘッドが大きい分奥まで磨きにくいことや歯への当て方が思ったより難しいと思います。特に歯の裏側や一番奥歯などでは届かないところが多い人も多いと思います。
電動歯ブラシはこんな方におすすめ
電動歯ブラシは、すべての方に必要というわけではありません。
しかし、次のような方には特におすすめです。
- 歯磨きが苦手なお子さま
- 毎日の歯磨き時間を短縮したい方
- 力を入れすぎて歯磨きをしてしまう方
- 高齢で手が動かしにくい方
電動歯ブラシは細かな振動によって効率よく汚れを落とせるため、毎日のセルフケアをサポートしてくれます。
電動歯ブラシを使うときの注意点
便利な電動歯ブラシですが、使い方を間違えると十分な効果が得られないことがあります。
例えば、
- 強く押し付けすぎる
- 同じ場所だけ磨いてしまう
- 歯と歯ぐきの境目に当たっていない
- 歯ブラシの当たる角度が間違ってる
などです。
電動歯ブラシは、自分でゴシゴシ動かす必要はありませが。
歯に軽く当てて、一本一本ゆっくり移動させることがポイントです。
歯ブラシはいつ交換すればいい?
電動歯ブラシでも手磨き用歯ブラシでも、毛先が開いてしまうと十分な清掃効果が得られません。
一般的には、
約1か月に1回
を目安に交換することをおすすめしています。
毛先が広がった歯ブラシは、
- 歯垢除去率が低下する
- 歯ぐきを傷付けやすい
- 磨き残しが増える
原因になります。
定期的な歯科クリーニングも大切です
どれだけ丁寧に歯磨きをしていても、歯石は自宅では取り除くことができません。
ありが歯科では、
- 歯石除去
- 着色除去
- 歯周病チェック
- 虫歯チェック
を含めた定期検診をおすすめしています。
毎日の歯磨きと歯科医院でのプロフェッショナルケアを組み合わせることで、お口の健康をより長く維持できます。
3.ホーチミンのありが歯科の考え方
ホーチミンのありが歯科が考えるには歯ブラシの毛先の向き、歯ブラシの当て方が歯ブラシの一番大切な要素だと考えています。どんな優れた歯ブラシでも歯に当たらないと歯の汚れは今のところ取れないということになっております。
ですから正しく歯に対して歯ブラシが当てれる条件として歯ブラシのヘッドの大きさが重要となります。毛先の形などはいろいろありますが、特にそれは大きな意味を持つものも少ないと考えています。
また、歯の間に歯ブラシをアプローチできるかも大きな意味があります。この際必要になるのがデンタルフロスではなく、歯間ブラシの補助用具も併用すると良いでしょう。
電動歯ブラシだから大丈夫というわけではなく、正しく歯ブラシを当てて効率よく歯ブラシをするためには手用の歯ブラシがある程度上手にできないと難しいのではないかとも考えております。
ホーチミンのありが歯科では正しく歯ブラシをしていただくために専門の歯科衛生士がクリーニング、歯石除去の際に歯ブラシの仕方を説明させていただきます。(2026/7/20追記)
| 比較項目 | 手用歯ブラシ | 電動歯ブラシ |
|---|---|---|
| 歯垢除去効果 | 正しい磨き方ができれば高い | 効率よく歯垢を除去しやすい |
| 磨きやすさ | 慣れが必要 | 軽く当てるだけで磨きやすい |
| 価格 | 安価(100〜500円程度) | 本体・替えブラシが必要で比較的高価 |
| 持ち運び | 軽くて持ち運びしやすい | 充電器やケースが必要な場合がある |
| 操作性 | 自分で細かく調整できる | 自動で振動・回転して磨ける |
| 歯ぐきへの負担 | 強く磨きすぎると傷付きやすい | 押し付けすぎなければ負担が少ない |
| 磨き残し | 技術によって差が出やすい | 一定の清掃効果が得られやすい |
| おすすめの方 | 正しいブラッシングができる方 | 磨き残しが多い方・忙しい方・高齢者・矯正中の方 |
| デメリット | 磨き方によって効果に差が出る | 費用がかかる・充電や替えブラシが必要 ブラシの角度が難しい |
よくある質問(FAQ)
Q. 電動歯ブラシの方が虫歯になりにくいですか?
電動歯ブラシを使うだけで虫歯になりにくくなるわけではありません。
正しい使い方と毎日のセルフケアが大切です。それと3か月に1度の定期検診クリーニングも重要となります。
Q. 子どもでも電動歯ブラシを使えますか?
年齢に合った製品であれば使用できます。
ただし、小さなお子さまは保護者の仕上げ磨きも必要です。
Q. 電動歯ブラシで歯ぐきが下がることはありますか?
強く押し付けて使用すると歯ぐきへ負担がかかることがあります。
軽い力で使用することが大切です。
Q. 手磨きと電動歯ブラシはどちらがおすすめですか?
どちらにもメリットがあります。
正しい磨き方ができる方は手磨きでも十分ですが、磨き残しが気になる方や効率よく磨きたい方には電動歯ブラシがおすすめです。
Q. 電動歯ブラシでも歯科医院でクリーニングは必要ですか?
はい。
電動歯ブラシを使用していても歯石は自宅で除去できません。
3か月ごとの定期検診・クリーニングをおすすめしています。


