
5、6歳ごろになり、せっかく生えてきた永久歯がよく見るとガタガタしている。
歯並びが悪くなりそう、変なところから歯が生えてきたなど、これらにはいろいろな原因がありますが、叢生(歯がガタガタしていること)と呼ばれることで歯がきれいには並びません。
この叢生(歯がガタガタしていること)になってしまうには永久歯の前歯が並ぶ隙間がないから歯がガタガタなのです。
叢生(歯がガタガタしていること)原因としては、次の3つをホーチミンのありが歯科では考えています。
1.顎が小さい
2.歯が大きい
3.その両方
これらの事を考えると2.の歯の大きさは個人が持った大きさですので歯は小さくすることができません。
実際には歯の大きさはそれほど違いはないことが多いです。
しかし顎が小さいまたは顎の成長が悪い場合は、その成長を手助けすることできれいに歯を並べることが出来ることができます。
そのため顎の大きさと歯のバランスを考えて少しでも歯が並べるようにまた、お子さんの成長に合わせて顎の成長をさせてあげることが大切です。
永久歯がガタガタに生えてきたら自然に治る?早めの相談が大切な理由
「永久歯が生えてきたけれど、前歯が重なってガタガタしている。」
「このまま様子を見ていて大丈夫でしょうか?」
ホーチミンのありが歯科にも、このようなご相談を多くいただきます。
実際には、永久歯が生え始めた時期は、お子さまの歯並びを改善できる大切なタイミングです。
「そのうち自然に並ぶだろう」と考えてしまうと、将来的に本格的な矯正治療が必要になるケースもあります。
ここでは、永久歯がガタガタに生えてきた時に知っておきたいポイントをご紹介します。
永久歯は自然にきれいに並ぶことがある?
乳歯から永久歯へ生え変わる時期は、一時的に歯並びが悪く見えることがあります。
しかし、
- 前歯が重なっている
- 八の字に生えている
- 内側や外側から生えている
- 生えるスペースがまったくない
このような状態では、自然にきれいに並ぶ可能性はそれほど高くありません。
永久歯は生えてきた場所から大きく移動することは少なく、顎の成長だけでは十分なスペースが確保できない場合もあります。
歯並びは「永久歯」ではなく「顎の大きさ」で決まる
歯並びが悪くなる原因は、歯そのものだけではありません。
実際には、
「歯が並ぶためのスペース(顎の大きさ)」
が重要になります。
永久歯は乳歯より大きいため、
顎の成長が不足すると、
- 前歯が重なる
- 犬歯が飛び出す
- 八重歯になる
- 奥歯までガタガタになる
などの歯並びにつながります。
つまり、
歯を無理に動かす前に、
顎の成長を利用してスペースを確保することが、小児矯正ではとても重要になります。
顎が小さくなった原因とは?
近年、「子どもの顎が小さくなっている」といわれることが増えています。
実際に小児歯科や矯正歯科では、**永久歯が並ぶスペース不足(叢生・ガタガタの歯並び)**のお子さんが昔より多くなっていると報告されています。
顎が小さくなる原因は一つではなく、遺伝だけでもなく、さまざまな生活習慣や環境が関係していると考えられています。
① 柔らかい食生活で「噛む回数」が減った
もっとも大きな原因として考えられているのが、
噛む回数の減少です。
昔は
- 干物
- 根菜類
- 玄米
- 煮物
- 固い肉
など、自然と食事をとると何十回も噛まなければ食べられない食事が多くありました。
現在では
- ハンバーグ
- パスタ
- パン
- カレー
- オムライス
など柔らかい食事が増え、
咀嚼回数が大幅に減っています。
噛む刺激は顎の骨の成長を促すため、
十分に噛まない生活では顎が十分に発達しないことがあります。
② 口呼吸
口呼吸のお子さんは、
舌の位置が低くなります。
本来、
舌は上あごに軽く触れている状態が正常ですが、
口呼吸では舌が下に落ち、
上顎を横方向へ広げる力が働きません。
その結果、
- 上顎が狭くなる
- 出っ歯
- 開咬
- ガタガタの歯並び
になりやすくなります。
③ 舌の使い方が悪い(低位舌)
舌は「天然の矯正装置」とも呼ばれています。
正常では、
舌が上顎を内側から支えることで、
顎は横にも前にもバランスよく成長します。
しかし、
舌が常に下にあると、
顎の横方向への発育が不足し、
永久歯が並ぶスペースが足りなくなります。
④ 姿勢の悪さ
スマートフォンやタブレットを見る時間が増え、
猫背のお子さんも増えています。
猫背になると、
頭が前に出るため、
舌の位置が低くなり、
口呼吸にもつながります。
姿勢は一見歯並びとは関係なさそうですが、
実は顎の成長にも大きく影響しています。
⑤ 離乳食の進め方や食習慣
離乳食を長期間やわらかくしすぎたり、
飲み込むような食べ方ばかりになると、
噛む筋肉が十分発達しません。
また、
- 食事時間が短い
- あまり噛まず飲み込む
- 片側だけで噛む
なども顎の発達に影響すると考えられています。
⑥ 遺伝
もちろん遺伝もあります。
例えば、
- お父さんが出っ歯
- お母さんの顎が小さい
などの場合、
骨格は遺伝することがあります。
ただし、
歯並びは遺伝だけでは決まりません。
生活習慣によって大きく変わる部分も多くあります。
⑦ 指しゃぶり・おしゃぶり・舌癖
長期間続く
- 指しゃぶり
- おしゃぶり
- 舌で前歯を押す癖
なども、
顎や歯並びへ影響します。
前歯が押され続けることで、
出っ歯や開咬になることがあります。
⑧ 鼻づまり・アレルギー
アレルギー性鼻炎などで
鼻が詰まっていると、
自然と口呼吸になります。
その結果、
顎の発育にも影響してしまいます。
口呼吸になってるから鼻づまりが起きているのかもしれません。
顎の成長は「今しかできない」
子どもの顎は、
永久歯が生え始める5〜10歳頃に大きく成長します。
この時期を利用して、
- よく噛む
- 鼻呼吸
- 正しい舌の位置
- 姿勢改善
などを行うことで、
永久歯が並びやすい環境を作ることができます。
成長が止まってからでは顎を広げることは難しくなるため、「もう少し様子を見ましょう」と待ちすぎず、永久歯がガタガタに生えてきたと感じたら早めに歯科医院で相談することをおすすめします。
床矯正は「歯を並べる」のではなく「並ぶ場所を作る」治療
床矯正は、
歯を力で動かす矯正ではありません。
成長する顎を少しずつ広げ、
永久歯が自然に並べるスペースを作る治療です。
そのため、
- 抜歯を避けられる可能性が高くなる
- ワイヤー矯正が短期間になることがある
- 将来の歯並びを整えやすくなる
というメリットがあります。
顎の成長にはタイムリミットがあります
子どもの顎は成長します。
しかし、
その成長にはピークがあります。
特に5〜10歳頃は、
上顎がもっとも成長しやすい時期といわれています。
この時期を利用できるかどうかで、
治療方法が大きく変わることがあります。
成長が止まってからでは、
顎を広げることが難しくなり、
抜歯矯正が必要になるケースも増えてきます。
乳歯の前歯がグラグラしたら一度相談がおすすめ
ありが歯科では、
乳歯の前歯がグラグラした頃を一つの目安としてご相談いただくことをおすすめしています。
この時期であれば、
- 顎の成長量
- 永久歯の大きさ
- 犬歯の生えるスペース
- 将来の歯並び
などを予測しやすくなります。
必要がなければ、
「今は様子を見ましょう」
という判断になることもあります。
こんなお子さまは一度チェックをおすすめします
次のような特徴がある場合は、
将来的に歯並びへ影響する可能性があります。
- 指しゃぶりが長かった
- 口呼吸をしている
- お口がいつも開いている
- 姿勢が悪い
- よく噛まない
- 柔らかい物ばかり食べる
- 舌で前歯を押す癖がある
- 家族に歯並びが悪い方がいる
歯並びは遺伝だけでなく、
生活習慣も大きく関係しています。
口呼吸も歯並びに影響します
ありが歯科では、
歯並びだけでなく、
口呼吸の改善にも力を入れています。
口呼吸になると、
舌が本来あるべき上顎ではなく下がった位置になり、
顎の成長を十分に促せなくなることがあります。
さらに、
- 出っ歯
- 開咬
- ガタガタの歯並び
- 口臭
- 虫歯
- 歯周病
などにもつながるため、
歯並びと一緒に改善していくことが大切です。
保護者の方ができること
歯並びは毎日の生活習慣でも変わります。
ご家庭では、
- よく噛む習慣をつける
- 姿勢を良くする
- 鼻呼吸を意識する
- 食事中は足をしっかり床につける
- 舌を正しい位置に置く練習をする
- 口を閉じて噛む
などを続けることが、お子さまの顎の健全な発育につながります。
早めの相談が将来の選択肢を増やします
「矯正が必要か分からない」
という段階でも問題ありません。
早めに診察することで、
- 今すぐ治療が必要なのか
- もう少し様子を見るのか
- 将来どのような歯並びになりそうか
を確認できます。
これは、お子さまにとっても保護者の方にとっても安心につながります。
ホーチミンのありが歯科では小児矯正の無料相談を行っています
ありが歯科では、
日本人歯科医師が、
お子さまの成長段階に合わせた矯正相談を行っています。
レントゲンやお口の状態を確認し、
床矯正が適しているか、
経過観察でよいか、
将来的な治療の流れまで丁寧にご説明いたします。
「まだ矯正するか決めていない」
という方も、お気軽にご相談ください。
床矯正(しょうきょうせい)で成長の手助け
歯が並ぶスペースの問題の多くは5~7歳の前歯の生え変わりの時期に始まります。
「床矯正」(しょうきょうせい)という治療法は顎の骨が成長する歯の生え変わりの時期を中心に、歯が並ぶスペースを作る治療法です。

お子様の顎の成長に合わせて顎のスペースを作ることができ、歯を並べるところを作ってあげる。この床矯正はホーチミンのありが歯科ではおすすめしております。
床矯正の特徴
1.取り外しができる。
2.目標14時間装着。
3.2週間に一回の来院。
一般的な矯正治療であるブラケットをつけてワイヤーで矯正治療するとは治療とは異なる為、自分で取り外すことができます。
しかし、装置をなくしてしまったりと不安もありますのでホーチミンのありが歯科では1日12時間装着を目標に頑張っていただきたいです。
2週間に一回の床矯正のチェックをすることで適切な顎の成長を促します。そして前歯が生えそろうまでの期間に十分に顎の拡大をしていきます。
永久歯が生えてきたら歯がガタガタのまとめ
永久歯はガタガタに生えてきたら徐々に骨が成長して勝手に並んでいくわけでは決してありません。
きれいに歯が並ぶと思いお子さんの成長の様子を見ている間にスペースを作るタイミング、顎の成長のピークが逃げていきます。
多くのご相談を受ける場合、前歯が4本生えそろってしまってからということが多くあります。
その時点では治療していくのに遅い場合が多く、日本の多くの歯科医院、歯医者さんが
「もう少し待ちましょう」
「歯が生えそろうのを待ちましょう」
など言うことが多いです。
今の成長、今しかできないことをしてあげるのが大切であり、こども矯正はそこを大切にしております。
4,5歳の乳歯の時点でおおよその歯並びが分かってくることでしょう。
ホーチミンのありが歯科では乳歯の早めの時点で歯並びを見せてもらうことで最適な矯正治療が始められる時期をアドバイスしております。
(2026/8/5追記)
よくある質問(FAQ)
Q1. 永久歯がガタガタでも自然に治ることはありますか?
軽度であれば改善することもありますが、重なりが大きい場合やスペース不足がある場合は自然にきれいに並ぶ可能性は高くありません。
Q2. 床矯正は何歳から始められますか?
一般的には5〜6.5歳頃、前歯が生え変わる時期が適しています。
お子さまの成長に合わせて開始時期を判断します。
Q3. 前歯が1本だけ曲がっています。相談した方がいいですか?
はい。
1本だけに見えても、将来的に犬歯や奥歯まで影響することがあります。早めの確認をおすすめします。
Q4. 床矯正だけで歯並びはきれいになりますか?
症例によって異なります。
床矯正だけで改善する場合もありますし、成長後に部分矯正やワイヤー矯正を組み合わせる場合もあります。
Q5. 床矯正は痛いですか?
装置を調整した直後は軽い圧迫感を感じることがありますが、強い痛みは少なく、多くのお子さまが数日で慣れます。
Q6. 毎日どれくらい装着する必要がありますか?
ありが歯科では1日12時間程度の装着を目安にご案内しています。
就寝中を含めて装着すると達成しやすくなります。
Q7. 学校にも装着して行く必要がありますか?
学校では外し、自宅と就寝中のみ装着するケースもありますので、お子さまの生活に合わせてご提案します。
Q8. 床矯正で抜歯を避けられますか?
すべてではありませんが、顎の成長を利用することで永久歯が並ぶスペースを確保でき、将来的な抜歯矯正を避けられる可能性が高まります。
Q9. 子どもが口呼吸ですが歯並びにも関係しますか?
はい。口呼吸は舌の位置や顎の成長に影響し、出っ歯や叢生(ガタガタの歯並び)の原因になることがあります。
Q10. 矯正するか決めていませんが相談だけでも大丈夫ですか?
もちろん大丈夫です。現在の歯並びや顎の成長を確認し、治療が必要かどうか、日本人歯科医師が分かりやすくご説明いたします。
執筆・監修歯科医 ありが歯科院長 有賀智哉
日本人歯科医師として、ホーチミン旧1区にて日本品質の歯科治療を提供。
一般歯科・小児矯正・インプラント・ホワイトニングまで幅広く対応しています。
日本語対応で安心してご相談いただけます。
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