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手用歯ブラシとは、普通の歯ブラシの事で手で磨く歯ブラシの事を指します。一方、電動歯ブラシとは自動で回転または振動を自動で与えるものです。

これら両方にはメリット、デメリットがあり、どちらを使用したらよいか考えたことがある方も多いと思います。そこでベトナム、ホーチミン滞在の方にホーチミンのありが歯科がご説明したいと思います。

1.手用歯ブラシのメリットデメリット

2.電動歯ブラシのメリットデメリット

3.ホーチミンのありが歯科の考え方

この3つに分けて考えたいと思います。

1.手用歯ブラシのメリットデメリット

手用歯ブラシのまずメリットを考えれば、安価で買えることではないでしょうか。どんな優れた電動歯ブラシでも替えのブラシが必ず必要になります。そのコストを考えると普通の歯ブラシが安く済むことでは間違いないことでしょう。

そして歯ブラシのヘッドの大きさが選べるという点も大きなメリットとなるでしょう。奥歯を磨く場合、ヘッドが大きさや自分にあったヘッドの大きさでなければ歯ブラシが奥歯に対して斜めにあたってしまい歯が真横から磨けないことがあります。歯ブラシ選びの中でこのヘッドの大きさは重要となります。ちなみにベトナム、ホーチミンでは薬局やスーパーなどで売られている歯ブラシはたわしのような大きさで歯3本分くらい磨けそうです。大きすぎてびっくりしました。

手用歯ブラシは歯ブラシの際、自分で動かし方や当て方をコントロールしやすいのが何よりもメリットでしょう。

このポイントは大切なことでたとえ優れた電動歯ブラシでも歯に当たらなければ歯の汚れは落とせないので歯に対しての歯ブラシの当て方、当たり方を理解していないと歯が上手に磨けないので意味がないのです。

デメリットを考えますと歯ブラシに時間がかかることや昔からの習慣でつい歯をみがいてしまうということがあります。なにか変わらない限り歯ブラシは生活習慣の一部で特に変化なくしてしまうことだと考えます。このため同じような歯ブラシで同じような磨き方で同じような磨き残しを作り、歯を悪くしてしまうことが多くあります。

2.電動歯ブラシのメリットデメリット

電動歯ブラシといっても4種類の歯ブラシが存在します。一つは回転式電動ブラシ。これは歯ブラシの先自体が回転することで歯の汚れを落とすものですが、ヘッドが大きく歯の間には角度をつけて挿入しなければいけないなど効率が悪いと思います。次に振動系電動ブラシですが持ち運びが便利なことは良いのですがパワーも弱く、1分間に数千回の振動となり物足りないです。次に音波式電動歯ブラシですが、音波を発生させることによって1分間に3万回~5万回ほど振動すると言われてます。水流などにより歯ブラシから離れた場所でも汚れが落ちるということです。超音波式電動歯ブラシですが超音波は歯垢を剥がす効果が音波式歯ブラシよりも高く、細菌同士の連鎖を断ち切ることで歯垢をつきにくくしたり、また、剥がしやすくするといわれています。

電動歯ブラシのメリットとしては手で磨いてるより、一層つるつるした歯触りとなることでしょう。また比較的短時間で済むのも特徴です。

一方、デメリットとして歯ブラシのヘッドが大きい分奥まで磨きにくいことや歯への当て方が思ったより難しいと思います。特に歯の裏側や一番奥歯などでは届かないところが多い人も多いと思います。

3.ホーチミンのありが歯科の考え方

ホーチミンのありが歯科が考えるには歯ブラシの毛先の向き、歯ブラシの当て方が歯ブラシの一番大切な要素だと考えています。どんな優れた歯ブラシでも歯に当たらないと歯の汚れは今のところ取れないということになっております。

ですから正しく歯に対して歯ブラシが当てれる条件として歯ブラシのヘッドの大きさが重要となります。毛先の形などはいろいろありますが、特に大きな意味を持つものも少ないと考えています。

また、歯の間に歯ブラシをアプローチできるかも大きな意味があります。この際必要になるのがデンタルフロスではなく、歯間ブラシの補助用具も併用すると良いでしょう。

電動歯ブラシだから大丈夫というわけではなく、正しく歯ブラシを当てて効率よく歯ブラシをするためには手用の歯ブラシがある程度上手にできないと難しいのではないかとも考えております。

ホーチミンのありが歯科では正しく歯ブラシをしていただくためにクリーニング、歯石除去の際に歯ブラシの仕方を説明させていただきます。