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親知らずの抜歯後は、痛みや腫れが出てくることがあります。それらが悪化しないようにするためにも今回紹介する抜歯後に気をつけることを守っていただきたいとホーチミンのありが歯科が思っております。ありが歯科ではなるべく腫れないように抜歯を行うよう気を付けております。抜歯後も普段と変わらず日常生活を送ることを願っております。しかしながら、抜歯後の回復をスムーズにするためにも抜歯前後数日間は予定をなるべく調整するようにしましょう。万が一抜歯後に痛みや出血が長時間続くようでしたらご連絡ください。

1.抜歯後は処方された抗生剤、痛み止めを服用する

親知らずなどの抜歯後は痛み止めを処方しますので痛みがあったら服用してください。抜歯後は麻酔が切れはじめると痛みがでることが多くあります。もし、不安であれば、痛みが出てから痛み止めを服用すると効くまでに時間がかかり、麻酔が切れる前に痛み止めを服用することもおすすめします。

2.抜歯当日は安静に過ごす

抜歯後は出血し、その後血が固まっていくのですが、それまでは抜歯した部位が出血しやすくなっています。血行が良すぎると再び出血しやすくなってしまうので激しい運動や長時間の入浴、アルコールの摂取は控えた方が良いでしょう。

3.抜歯当日はうがいをしすぎない

抜歯後に激しいうがいや何度も口をゆすぐと、血餅(血の塊)ができなくなったり、血餅がこわれてしまったりして傷の治りが悪くなり痛みが強く出ることがあります。抜歯後24時間はなるべく強いうがいをしないようにしてください。

4.抜歯後の食事

抜歯後2〜3時間は麻酔が効いているため飲食物の摂取は控えた方が良いでしょう。麻酔でしびれているため、唇や頬っぺた、舌などを噛んだり、傷つけることがあります。麻酔のしびれが取れたのを確認して食事を問うようにした方が良いと思います。

5.抜歯後、腫れた時の対処法

抜歯すると腫れることが良くあります。抜歯後、腫れた場合は冷たい氷などで冷やすと楽にはなりますが、冷やしすぎるとしこりが残って、腫れが引くのに時間がかかることがあります。
もし、腫れがひどい場合はありが歯科にご連絡ください。

6.出血が止まらなければ連絡

抜歯後数日は出血することがあります。気になる方は、お渡ししたがガーゼや丸めたティッシュなどで抜歯した箇所に乗せて噛み、圧迫させてください。圧迫することで出血が止まる場合があります。それでも長時間出血が止まらない場合はご連絡ください。

7.ドライソケットとは

ドライソケットとは、抜歯した穴から骨(歯槽骨)が露出したままになり、骨が炎症を起こしている状態のことを言います。通常は抜歯後に抜歯した穴から出血があり、その出血が固まって血餅(血の塊)となってふさがっていくのですが、血餅が失われて歯槽骨が露出してしまうとドライソケットになるのです。ドライソケットになった場合、強い痛みが1〜2週間ほど続きます。その後徐々に痛みが引いていきます。

ドライソケットになる原因は色々考えられますが、抜歯後の刺激(激しい喫煙・飲酒・うがい、舌や指で患部を触るなど)によって血餅が剥がれたり、免疫力が低下していたり、骨が硬く血流が悪かったという可能性があります。また、うがいをし過ぎて血餅を剥がしてしまうという理由も考えられます。ドライソケットを引き起こさないためには抜歯後は頻繁にうがいをしないこと、強い力でうがいしないことを心がけるようにしましょう。