
ホーチミンのありが歯科では歯科用CTを導入いたしました。歯科用CTはコンピューターを使用したデーター処理と画像の再構築によって断層写真を作ります。3次元画像を作り出すことで患者様の顎の骨や神経、歯の位置、病巣の位置など正確に把握することができます。
よって歯科用CTによって今までより確実性の高い診断や治療が可能となります。今までのレントゲンでは見えないところが3次元的に見えることで安心安全歯科治療を提供できることとなります。

1.レントゲン撮影と歯科用CT撮影の違い
2.歯科用CTのもたらすメリット
3.インプラントの治療計画
1.レントゲン撮影と歯科用CT撮影の違い

一般的にレントゲン撮影はエックス線が通しやすい物質は黒く写り、エックス線が通りにくい物質は白く写り、その濃淡によって写真を作ります。
立体的である歯をなるべく正確にエックス線の方向の位置決めをして画像が重ならないように、歪まないように工夫します。
その上でできてくる画像は2次元で、歯にある金属などの陰に隠れているものは写らないことがあります。その画像をみて歯科医師は臨床経験などを経て読影します。そのため確実に見えるとが限らないことがあります。
一方、歯科用CTは歯だけでなく顔も3次元構築できるため立体的に歯や神経、顎の骨などを見ることができます。あらゆる方向から見えるため想像ではなく、見えるものとして画像構築されます。
2.歯科用CTのもたらすメリット
1.インプラントの時の確実性の高い計画的な治療ができる
インプラント治療は歯の骨の中にインプラント体を埋め込むため、歯の神経の位置や顎の骨の深さや幅などが重要となってきます。歯科用CT撮影をすることで歯の神経の位置や顎の骨の深さや幅などを正確に把握することができます。そのために安全性の高い治療が行えます。
2.親知らずの抜歯でも正確に神経の位置が把握できる
親知らずを抜歯する際、大切な神経が近くに存在することがあります。その位置を把握するためには歯科用CTが必要となります。親知らずの抜歯は深い位置に存在したり、歯ぐきの中に埋まっていたり、横に傾いていたり人それぞれで神経の位置も人によって異なります。この神経を傷つけることによって麻痺が出たりすることもあるので注意が必要です。
そのため歯科用CTで神経などの周りの組織の位置を正確に把握することはとても大切です。
3.虫歯や歯周病の治療の進行具合も把握できる
歯周病では歯を支える骨の高さの把握が必要をなります。これは外からでは判断できるものではない為レントゲン写真が必要なのですが、2次元で写ってしまうと手前と奥の重なりで正確な診断ができないことがあります。
歯科用CTによって3次元で歯の周りが見えることは歯周病治療で大変有利となります。
また、虫歯治療や歯の根の治療にも有効です。
3.インプラントの治療計画
歯科用CTを撮影時にあらかじめ模型を準備しておくことでCT撮影した画像と模型を照らし合わせることができます。CT撮影で作られた画像でインプラントのシュミレーションができができ、そのインプラントの位置を模型上にトランスファーできます。このトランスファーされた情報でサージカルガイドを作り、患者様のインプラントの治療が正確に行えます。
インプラントのシュミレーションと同じようにインプラントの手術が行えるためハンドフリーではなく正確性の高い手術が行えるようになりました。
歯科用CT導入!のまとめ
ホーチミン、ベトナムではまだまだ導入の少ない歯科用CTとなっております。ホーチミンのありが歯科では歯科用CTを活用し安心で安全な歯科治療を行っております。