現在、歯科、歯科医院でインプラント治療する際、一般的なパノラマレントゲンやCTを撮る歯医者、歯科医院がほとんどです。しかし、患者さんによっては、「インプラントをするときにCTは撮らなかった」という人ホーチミンでは多いかもしれません。
CT検査と聞くと聞くと、「治療費を余計に取られている」「無駄な検査をされている」と不安に感じる人もいると思います。そこで今回は、CT検査の必要性について解説していきます。
ホーチミンの歯医者、歯科医院では、CT撮影、検査をしないところも多くあります。CT検査、撮影をしないままインプラントをすることは大変な事故が起こる可能性があります。
CTとは?
CT(Computed Tomography)とは、X線を使用して身体の「輪切り」画像をコンピュータ処理で再構成する検査(コンピュータ断層撮影)のことです。撮影した画像を立体的(3次元)に確認できる機器のことです。
CTには、医療用CTと歯科用CTがあり、歯医者、歯科医院では歯科用CTを設置しています。歯科用CTは、医療用CTとは違い短時間のX線照射で、歪みの少ない鮮明な画像で見ることができます。他にも、あごや歯、口腔領域や関節などを、さまざまな角度で確認できるのがCTの特徴です。このように歯科用CTは、インプラント治療の的確な診断をするために欠かせない検査のひとつになっています。
CT撮影は安全でほとんど問題のない放射線量
歯科医院で撮影するレントゲンや歯科用CTでは、X線の放射線を使用します。患者さんによっては、放射線による被ばくが体に影響がないか気になる人も少なくありません。日常で浴びる放射線量に比べて、歯科用CTの撮影での放射線量は、約100分の1以下で微量になります。そのため、歯科用CTの放射線が人体に影響することはほとんどなく、安全性が高い機器といえるでしょう。

一般的なパノラマレントゲンでは多くの情報が得られず2次元の情報だけなので正確な診断は難しい。
歯医者、歯科医院で撮る一般的なパノラマレントゲンだけでインプラントができる、できないの判断をするのは難しいです。なぜならパノラマレントゲンでは、拡大した状態で画像に変換されるので、神経や血管などの位置を正確に把握するのが難しいからです。虫歯や歯周病のスクリーニングとしては使えますが正確な診断、インプラントなどの治療に際しては適しておりません。しかしながらホーチミンではCTの普及率も低く、CT撮影が行われることは一般的ではありません。そして一般的なパノラマレントゲンは、2次元の画像で確認できるのが特徴です。CTのように立体的ではなく、レントゲンは平面的にしか画像表示できません。そのため、インプラント治療の際に周辺の骨の厚みや密度などを、確認することはできません。他にも、2次元で撮影すると、歯が影になって骨がない部分が隠れてしまうなど、診断に必要な情報を見逃してしまう恐れがあります。特に、インプラントは外科手術をするので、正しい診断が安全性や正確性に大きく関わってきます。特にインプラント治療をする際には正しい診断、詳細な情報が必要なのでCT撮影での診断は必須となります。
インプラント治療の際にはCT撮影が必要でもし撮影なしではいろいろなトラブルが起こります。
CT撮影で失った歯の周りを確認せずにインプラント治療をすると、インプラントが失敗に終わるケースも少なくありません。例えば、前歯にインプラントをする場合には、インプラントを埋める角度が少しでもズレていたり、インプラントの太さに対して骨の厚みが足りなかったりすると、歯茎から金属の部分が露出することがあります。実際にベトナムでfacebookなどに挙げられているインプラントの写真を見るとかなりに確率でインプラントをしてはいけないところにしてある治療を見ます。その結果、見た目が悪くなるだけでなく、細菌感染しやすい状態になりインプラントも失敗することになります。
ちCTを撮らない場合には、手術時に思っていたより骨が足りない、レントゲンには写っていなかった病巣があったといったトラブルが起きたときにすぐに対処できず、失敗することもあります。インプラント治療の前には骨の量や周辺の状態が正確に把握できていれば対処でき、インプラントを安全に成功させることにも繋がります。パノラマレントゲンでは、画像が拡大して表示されていて2次元なので、正確な位置や角度を確認することはできません。
例えば、下あごの骨の中には、オトガイ神経が存在します。この神経をインプラント手術時に傷つけてしまうと、痺れや麻痺を引き起こす可能性があります。ホーチミンの歯科医院、歯医者さんでこのようなインプラントの後遺症がある方の相談を受けました。しかし、症状の改善には個人差があり、人によっては長期的に治療が必要になったり、麻痺が残ったりすることもあります。
インプラントの治療の際にはCT撮影が必要のまとめ
CTは、インプラントの成功に欠かせない検査のひとつです。
特に、インプラント治療で必要な次のような情報は、CTでしか得ることができません。
・骨の幅
・骨の高さ
・骨の形態・密度
・血管や神経の位置
・上顎洞の位置
インプラントは外科手術が必要で、手術に対して不安な人もいると思います。不安を少しでも減らして、安全にインプラントをするためにも、事前にCTを撮るのが必要です。ホーチミンのありが歯科ではインプラントの治療の際には必ずCT撮影をして安全性の確認と患者様に説明をしてからの治療になります。もし、不安があればご相談いただき治療費ともにインプラントの治療の安全性を説明いたします。また、他の歯科医院、歯医者、日本だけではなくインプラントや他の治療に際してもセカンドオピニオンも受け付けております。ホーチミンで安心して歯科治療を受けていただくためにありが歯科では最善を尽くします。