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ヨーロッパ基準 クラスBの滅菌システム


ベトナムや日本の歯科医院で通常行われる滅菌よりもワンランク上の滅菌をホーチミンのありが歯科では行っております。まだまだベトナムやホーチミンでのこの滅菌システムを導入している歯科医院、歯医者は少なく、いち早く2022年よりこの滅菌システムを導入しております。
これにより、一層清潔が保たれ、今まで滅菌できなかった器具なども滅菌できるようになり
「ホーチミンでもより感染しにくい環境で治療が受けられる」
「完全な滅菌が短時間で行えるため治療サイクル支障を来たさずゆとりのある治療が可能」となります。
また、インプラント治療や小手術においても、滅菌のレベルは口腔内の環境に大きく影響するため、歯科にとっては非常に重要です。
何より、私たち歯科医院、歯医者が絶対にさせないように気にしている「院内感染予防」の質が大きく上がったことが何より安心と安全の歯科治療をご提供できるということになります。

滅菌のクラス分け

クラスN:通常の歯科医院で行われる滅菌方法。蒸気と空気の重量の違いを利用して缶体内の空気除去を   行います。ベトナムの多くの歯科医院で使われています。
クラスS:滅菌前の1回、真空状態を作りを行い高圧蒸気滅菌します。
クラスB:滅菌前、乾燥時に数回の真空状態を作り、あらゆる種類や形状の滅菌が被滅菌物を滅菌します。(クラスBという滅菌レベルは、世界で最も厳しいヨーロッパの滅菌基準です。)ありが歯科の滅菌システム。

そもそも「滅菌」とは?

「滅菌」とは、読んで字のごとく、全ての細菌やウィルスと言った微生物を死滅させるために行う行為のことを言います。
このように言いますと、「消毒」と同じように思われがちですが、実はこの2つには 大きな違いがあります。
「消毒」は、「滅菌」のように有害な菌も無害な菌も関係なく、全てを死滅させる のではなく例えば、感染症が発症しない数まで細菌の量を減らすとか、この強さまでの細菌を 死滅させようと言った目的を持って、そのレベルまで行われる行為を言います。
従って、消毒剤や消毒薬にも色々な種類があって、日頃私達も傷口の消毒とか手の消毒と言うようにその目的にあった消毒薬を使い分けている訳です。
このように、「消毒」と「滅菌」には大きな違いがある訳ですが それでは実際に皆様の治療に使用する器材は、どのようにすれば良いのでしょうか?
実は、感染予防を考える場合には、人間の体の中や血管の中は無菌状態であると考えます。
ですから、このような無菌の部位に入っていくような器具や器材は無菌でなければならないので 全ての微生物を死滅させる「滅菌」を行うことになる訳です。

では、「滅菌」はどのように行われているのでしょうか?
一般的にはオートクレーブと呼ばれる滅菌器を使って、行われています。
この中では130℃以上と言う高温の蒸気が作り出されます。
器具や器材に付着した微生物は この高温の蒸気にさらされることで、自身を構成しているたんぱく質が変性を起こして死滅します。
ですから、もしこの蒸気が当たっていない場合があれば そこにいる微生物は死滅していないと言うことになります。
日本や海外では、このよなことが無いように、いくつかの滅菌器の規格がありますが その中でもヨーロッパの規格は最も厳格と言われています。
ホーチミンのありが歯科の滅菌システム クラスBはヨーロッパの規格の中でも 最高基準のクラスBに位置しており、器具や器材の隅々まで蒸気がいきわたる工夫に優れているため 確実な滅菌効果を得ることができます。
ホーチミンの皆様に安心して安全に治療を受けていただけるよう、感染予防にも力を入れております。