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お子様の健康的な歯並び・かみ合わせは、見た目だけでなく、心身の健康にとって将来的に大きな影響を及ぼすものです。そんなお子様の将来のため、また歯の病気である虫歯や歯周病にもならない様にお子様には「きれいな歯並びになってほしい」と願うのではないでしょうか。

しかし、中には、両親とも歯並びが良くないし、子供も遺伝でそうなるかな、とあきらめている人もいるかもしれません。それは歯並びに関係する骨格や歯の大きさなどは遺伝が関係していることもありますが、歯並びを悪くする原因が遺伝だけではない場合も多くあります。

その歯並びが悪くなる大きな原因の一つがお子さんの「癖」です。口元の周りの癖が歯並びに大きな影響を与えています。そしてホーチミン、ベトナムに滞在中にこの癖の影響で歯並びが悪くなる可能性もあります。ホーチミンのありが歯科ではお子さんの口元の癖をしっかりと見抜き、これに対応できる治療をご提案いたします。

ホーチミンのありが歯科の考える歯並びに影響する7つの癖

永久歯は通常、生えるべきところに、そしてなるべく障害の少ないようなところへ生えてきます。言い方を変えるとまっすぐ生えてきたいのですが、何か力をかけられたり身体にとって良くないもの、歯にとって良くないものが存在するとこれから生える歯が逃げて違うところに生えたりします。

永久歯の多くは、舌の力と頬や唇の力が均等な位置に歯は生えたがっています。この力がニュートラルな位置を誘導するとこできれいな場所に歯が生えることができます。この舌や頬、唇の力のバランスがよいときれいな歯並びとなることが多いです。しかし、その力のバランスを壊してしまうのが普段からの口の周りの『癖』です。

例えば歯並びに大きく影響する口の周りの癖はこの7つがあります。
1.指しゃぶり
2.タオルを噛む
3.唇を噛む
4.歯ぎしり
5.口呼吸
6.頬杖
7.偏食
この7つの癖に要注意でだとホーチミンのありが歯科では考えております。

1.指しゃぶり

『指しゃぶりが歯並びを悪くする』というのは一般的にもよく知られています。3歳くらいまでのうちならあまり影響が出ることはありません。4歳以上でも指しゃぶりをしているようなら歯、骨格が変形してしまう恐れがあるため、注意が必要です。
指しゃぶりを続けていると、前歯が噛み合わなくなり奥歯のみのかみ合わせとなる開咬(かいこう)や、出っ歯(上顎前突)になってしまう可能性があります。

2.タオルを噛む

タオルを噛むことでそのタオル分のスペースが前歯にできてしまうことがあります。前方に引っ張る力も与えてしまうを出っ歯になる可能性もあります。

3.唇を噛む

癖の中でも多くみられるのが唇を噛んだり、唇を吸ったりする癖です。これは歯並びに大きな影響を与えます。唇の力のバランスは前歯を前にも後ろにも動かす力を持っています。唇を噛むことで口唇分のスペースが前にできてしまったり、赤い部分が大きくなることもあります。
何気ない遊びでやってしまうことがありますが、早めにやめた方が良いでしょう。

4.歯ぎしり

歯ぎしりすることで顎や歯の負担が大きくなり、悪影響を及ぼすこともあります。

5.口呼吸

口で呼吸をしていると舌が奥に引っ込んでしまい、下の方に下がります。そして舌が上あごに当たらなくなり、上あごの成長が進まずに上あごのスペースが狭くなって出っ歯やガタガタとなる原因となります。
また、口が開いたままになっているので唇を動かす力、筋肉が発達しないこともあります。下あごも成長できずに全体の歯並びが悪くなってしまいます。

このような歯並びに影響を及ぼす癖を防ぐためにも、まずはお子さんが口呼吸をしていないかチェックしましょう。テレビを見ている時などに口がポカンと開いたままになっている場合や歯の着色が多い場合など、口呼吸をしている可能性が高いです。

口呼吸は歯並びだけでなく、口内環境にも大きく影響しています。口を開けたままになっていると唾液が乾きやすく、虫歯や歯周病になるリスクが高くなってしいます。また喉を傷めやすかったり集中力が保てなかったりと様々なことも起こる可能性もあります。

6.頬杖

勉強している時などに頬杖をついていたりすることによって顔がゆがんで左右非対称になってしまったり、歯並びがずれてしまったり、かみ合わせが深くなってしまる原因となります。

また、うつぶせ寝やいつも同じ側を向いて寝るというような行為も同様であり、顔に長時間一定の力をかけ続けることになるため、かみ合わせや骨格の成長に影響が現れることがあります。

7.偏食

よい歯並びには毎日の食事内容が大きく影響しています。特に噛むことに関してよく顎を使うことが大切です。噛む回数が多い食事をとっているお子さんの方が将来的に顎の発育が良く歯並びが自然と良くなります。しっかりと時間をかけて噛むことで顎の周りの筋肉や骨を活性化させてあげると良いです。

ホーチミンのありが歯科の考える歯並びに影響する7つの癖のまとめ

歯並びに影響しそうな悪い癖があったら幼児期のうちにやめさせることができれば一番良いと思います。癖を治すということはなかなか言ってもやめさせるのは難しいかもしれませんが、「よくないことである」ということを本人に理解してもらい、見つけたら注意をし続けることも大切です。

また、少しでもその癖を治せるように
ホーチミンのありが歯科では、そんなお子さまの癖を見抜き積極的にご指導いたします。